むかしばなし
最低でも週に1回はブログを更新しようと思っているのだが、気づいたら2週間空いてしまっていてなかなか目標通りに行かない。別にブログで童貞をディスってAV男優と結婚したいわけでもないので、のらりくらりでも良いのだけれども。
なんとなく先日思い出したことを書いてみる。
中学生の頃、通っていた学校で交換留学(と言っても2週間程度)の制度があり、韓国の中学生の家に1週間ホームステイしたことがあった。何も考えていない中学生だったので、韓国のどこに泊まったかとか泊めてもらった中学生の名前すらも今では忘れてしまった。
家は田舎にあって、雰囲気からすると農家だったのではないかと思う。夜に車で食事に連れて行ってもらった時は都市の雰囲気だったので、ソウルかどこかの近くの家だったのだろう。時季は夏だった気がする。
わけわからん日本の中学生が来たにも関わらず、向こうの家族はとても良くしてくれて、夜は焼肉やら海苔巻きの店やら、いろいろなところに連れて行ってくれて、高そうな高麗人参の粉などをお土産に持たせてくれた。とても親切だった。
その後、12月ごろに、今度は泊めてくれた韓国の中学生が、日本の家にホームステイしに来た。この時の自分の態度をときどき思い出して、本当に申し訳なかったなぁと反省することが今もある。
向こうの中学生はとても穏やかな性格だったのだが、なぜか当時の私はイライラしてまともにコミュニケーションを取ろうとしていなかったように思う。なぜあんな態度を取っていたのかは分からない。自分に都合よく解釈すれば、当時中学生でまだ人との付き合い方や気持ちを想像する力が欠けていたことと、言葉が通じないということに対する苛立ちだったのかもしれない。
例えば、その時に同じホームステイを受け入れている中学生同士でディズニーランドに行った。その帰り、韓国の中学生と私とで2人になったのだが、その時の私は、売店でジャンプを買って一人で読んで話すことをしなかった。あまりにも失礼だ。話しても通じないし、たぶん通じないことで妙にイライラしていたんだと思う。
他にもいくつかあるが、細かくは書かない。
どこの誰だったか分からないので、もう謝罪のしようもないが、ときどき思い出してはひどかったなぁと思う。
子どもの頃を思い出すと、いま会ったら謝りたいなと思うことがいくつか出てくる。誰しもそういうものがあるんではないかと思う。そんな出来事のうちのひとつ。むかしのはなし。