フエーヤー? フエーヤー・・・・・・チョッ!

受験生が、講評だけを辿って、今までにない傾向だとか、難解な問だとか、と言ってみても意味がないのである。

2021-01-01から1年間の記事一覧

『贈与の系譜学』(湯浅博雄、講談社) 感想

半年間もブログを更新していなかった。気がついたら2021年も終わるので、何か最近読んだ本の感想でも書いてみよう。 贈与の系譜学というタイトルを見て、モースで有名な「贈与」に関して、人類学的な視点などを系譜的に追う内容かと考えていたが、実際には違…

エビデンスと保守主義的思考

たまには本職の医療の話でもしてみる。とはいえ、医療系の人間ならよく参照するであろう、最新のエビデンスをまとめたり和訳したりするような内容を書くつもりは全くない。それらは専門職にとって有益ではあるが、筆者の意見はなく退屈だからだ。 ある癌の終…

理解することとわかること

もう随分と前からあらゆる人が言っていることに違いないが、あまりにも頭でっかちな思考が良しとされる風潮が過ぎるのではないかと感じている。 理屈で腑に落ちることを「理解する」、感覚的・身体的に了解することを「わかる」と定義してみる。これは、よく…

触ることと言葉と

気づくとまたブログを更新していなかった。書きたいテーマがあるわけでもないが、今回は「書く」という行為自体に意味を見出して、何かを表出してみたい。 今年は年末年始に連休を取ることができ、暇な時間がだいぶ多く取れて余計なことをいろいろと考えてい…