フエーヤー? フエーヤー・・・・・・チョッ!

受験生が、講評だけを辿って、今までにない傾向だとか、難解な問だとか、と言ってみても意味がないのである。

2020-01-01から1年間の記事一覧

科学における客観的事実と当為

日本学術会議の一部の構成員の任命を菅内閣が拒否したことが大きなニュースとなっている。政府の方針では、任命拒否という法的プロセスの妥当性に対して判然とする説明はなされず、なぜか日本学術会議という組織そのものの在り方という方向に議論が進んでい…

映画『レナードの朝』感想

またしばらくブログを更新していなかった。大して面白いことも書けないだろうが、久しぶりに映画を見たのでその感想を。 レナードの朝 - 予告編 以前から名作の存在は知っているが、突発的にその作品を見てみたくなることがある。今回、映画自体久しぶりに見…

ALS患者の嘱託殺人ニュースを見て思うこと

夕方にテレビを見ていたら、ALS患者に医師が嘱託殺人をしたと速報が流れた。徐々に詳細がニュースになってきており、SNS上ではあることないこと議論が巻き起こって盛り上がっている。この事件の詳細が明らかにならなければ、今後の議論の方向性が全く分から…

非合理性を認識すること

今年はマックス・ウェーバーの没後100年であるらしい。ウェーバーの死因はスペイン風邪によるものと言われているが、奇しくも100年後のこの時期に新型コロナウイルスが世界的大流行を引き起こしており、妙な共通性をつい感じてしまう。 没後100年ということ…

Zoomがもたらす方向性の転回としての目の拡張

外出自粛が続き、暇な時間が続いている人が多いためか、新型コロナウイルス感染症が落ち着いた後の世界について語ることが増えてきたように感じる。ポストコロナなる言葉まで登場してきた。 確かに暇を持て余した夢想でもあるかもしれないが、とはいえ外出自…