フエーヤー? フエーヤー・・・・・・チョッ!

受験生が、講評だけを辿って、今までにない傾向だとか、難解な問だとか、と言ってみても意味がないのである。

ドイツ旅行6日目(ドレスデン観光)

以下の日程で4月の上旬にドイツ旅行に行ってきた。

1日目:フランクフルト到着(フランクフルト泊)

2日目:ハイデルベルク観光(フランクフルト泊)

3日目:フランクフルト→アイゼナハ アイゼナハ観光(アイゼナハ泊)

4日目:アイゼナハ→ヴァイマール ヴァイマール観光(ヴァイマール泊)

5日目:ヴァイマール→ライプツィヒ ライプツィヒ観光(ライプツィヒ泊)

6日目:ライプツィヒドレスデン ドレスデン観光(ドレスデン泊)

7日目:ドレスデン観光(ドレスデン泊)

8日目:ドレスデン→ベルリン ベルリン観光(ベルリン泊)

9日目:ベルリン観光(ベルリン泊)

10日目:ベルリン→フランクフルト フランクフルト国際空港から日本へ

 

4月に行った旅行の記録を今さら書いているのもおかしいのだが、だいぶ薄れた記憶から写真を頼りに残りの旅行のことを書いてみる。

 

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ドイツで1番大きい(だった気がする)ライプツィヒ駅からドレスデンへ移動する。

 

予約したホテルのすぐ近くの駅が良いだろうと思い、ドレスデン中央駅ではなく、ドレスデンミッテ駅で降りた。

駅の写真が見つからなかったが、確か人気のあまりない駅で、まだ初の一人での海外旅行にビビっていた私は、写真を撮らなかったのだろうと思う。

予約したホテルがすでに入室できるとのことで、部屋に荷物を置き、ドレスデンの観光に向かった。

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ホテルからツヴィンガ―宮殿のほうへ歩く。あまり人がいない。

 

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ツヴィンガ―宮殿の周りの壁。西洋の城も日本の城と同じように、壁の周りにお堀のようなものがあった。

宮殿の敷地内に入って行く。

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この中に入ると、西洋人やアジア人の観光客が多くいて、少しほっとした気分になった。滞在中、何度かここを見たが、日本人のツアー客も見ることがあった。ドイツ旅行中に多くの日本人を見たのはここが初めてだった気がする。

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宮殿の敷地内から、ゼンパ―オーパーのあるほうを背に撮った写真。右に工事中の様子が見えるように、本来ならそこに美術館だか何かの展示があるようだが、入ることができなかった。この頃になると疲れもあったので、まぁ別にいいや、という気分だった。

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宮殿を抜け、ゼンパ―オーパーのある広場へ出る。

いま見ると、重厚感があってとても綺麗な景色である。が、疲れていたので、「ふーん、きれいきれい」くらいにしか思ってなかった気がする。

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ゼンパーオーパーの前、広場の中心部にある像。でかい。誰やねんこれ。

ここで多くの観光客が写真を撮っていた。

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こんな感じの景色。

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途中、ショパンの何かよくわからんものを見つけた。

なぜかこの日の街の観光の写真はこれだけしか残っていなかった。疲れていたのか?

それでもこの写真の時刻で17時を過ぎていたので、それなりに夕方ではあった。

 

この日、やっぱり外国に来たからには、本場の音楽なりなんなり観劇したいと思っていた。

思い出した。それから、ゼンパ―オーパーで何か見たいと思い、先の宮殿で座って、ネットからチケットが取れるのかどうかを調べていた。しかし、結局良く分からなかったので、劇場の入り口にいたスタッフらしき人に聞いてみると、あっちの建物で尋ねれば分かるよ、とのことだった。

ゼンパ―オーパーを背に街を見ると、右前のほうにカフェがある。おそらく観光客の多くはそこで休憩するのだろうという感じだが、入った時そんなに人はいなかった。そこのカフェのすぐ裏に、チケット売り場があるとのことだったので、そこに行ってみた。

すると、滞在予定の翌日のチケットは、人気の講演でもう取れないが、何時になったらAbendkasse(当日券)を販売するところがあるから、入れるか分からないけど行ってみると良い、みたいなことを言ってもらえた。

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写真のゼンパ―オーパーと、赤丸で囲んだ小劇場で2つの演目を上演しているようなのだが、チケット売り場の人に言われた通り、私は赤丸のほうへ向かった。

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これは上演後の写真だが、ここに開場前からちらほらと人がいた。日本人の姿は当然なかったので、若いドイツ人女性にここで当日券を買えるのか英語で聞こうとしたが、ドイツ語しか分からないという感じで返された。むむ、しょうがない、と、横に座っていたが、じゃあドイツ語で尋ねようと、Googleさんの翻訳機能を使って文字で聞くと、ここで買えますと教えてくれた。

そうか、と待っていると、開場。しかし、どんどん入って行く客はみな自分のチケットを手に持っている。当日券・・・?僕と同じように立っているドイツ人が何人かいたので、よく分からんまま同じように立って、それとなく聞いてみると、「もしここでチケットを売るっていう人がいたら見ることができるよ。けど、それをゲットできる確率はほとんどゼロだね」みたいなことを教えてくれた。

ここまで来たからには見たい。いや、でも無理か。と、半ば諦めながら待っていると、その話したドイツ人は他の人からチケットを買ってスッと入って行った。ドイツ語もわからんし要領も分からんし、もうすぐ開演時間だし無理かな、と思っていると、入り口のスタッフが一人か尋ねてきた。そうだよと言うと、1人分の席がまだ空いてるから入れるよ、とのことだったので、うおおおお、と中に入ってチケットを買った。チケットは10ユーロだかそれくらいだった気がする。

演目は、有名らしいミュージカルのキャバレー。私は知らなかったが、ネットでナチが台頭すつつある時代にあったというキャバレーの話だった。

 

中は30-50人程度しか座れないようなまさしく小劇場で、すでにほとんどの席が埋まっていた。どこに座れば良いか分からず困っていると、開場前に同じく当日券を買おうとしていたであろう中年女性が親切に話しかけてくれた。横に座ると、旅行か?学生か?ドイツの町はどこをまわった?、などいろいろと話をしてくれた。ハイデルベルクに行ったと答えると、良い街だね、と答えていたが、ヴァイマルとかライプツィヒと答えると、そんなに反応はなかった。やっぱりドイツ人からしても、いわゆる定番の観光地のほうが行って楽しいという感じなのだろうか。

キャバレーは人気なのかと聞くと、とても人気でなかなかチケットが取れない、あなたはラッキーよ、と言っていた。

 

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劇の途中の休憩時間が20分ほどあり、そこでお酒やお菓子などを食べながら、客同士で雑談をしていた。ここへ来て、普段のドイツ人の姿というか、日常生活の楽しみのようなものが見れた気がして、なんだか嬉しかった。

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夜のドレスデンの街並みとゼンパ―オーパー。まだ21時過ぎだったが、広場に人はほとんどなく、閑散としていた。ドレスデンもドイツの中では都市部のほうだと思うのだが、やはり夜になるとグンと人が少なくなる。

 

遅くにミッテ駅のほうを歩くのは怖い気がして、広場の周辺を少しだけ歩いて、その日はそのままホテルに戻った。

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夕飯は、上演前に先に書いたカフェで食べたスープとバゲット。これしか食べないでよくやっていけたと思う。が、やはりドイツ料理はスープがおいしいのだと改めて感じた。Suppeと書いてあるものを適当に選んだだけだったが、なんとも言えないコクがあっておいしかった。いや、ここのカフェは日本語のメニューがあったんだった。