フエーヤー? フエーヤー・・・・・・チョッ!

受験生が、講評だけを辿って、今までにない傾向だとか、難解な問だとか、と言ってみても意味がないのである。

ドイツ旅行5日目(ライプツィヒ観光)

以下の日程で4月の上旬にドイツ旅行に行ってきた。

1日目:フランクフルト到着(フランクフルト泊)

2日目:ハイデルベルク観光(フランクフルト泊)

3日目:フランクフルト→アイゼナハ アイゼナハ観光(アイゼナハ泊)

4日目:アイゼナハ→ヴァイマール ヴァイマール観光(ヴァイマール泊)

5日目:ヴァイマール→ライプツィヒ ライプツィヒ観光(ライプツィヒ泊)

6日目:ライプツィヒドレスデン ドレスデン観光(ドレスデン泊)

7日目:ドレスデン観光(ドレスデン泊)

8日目:ドレスデン→ベルリン ベルリン観光(ベルリン泊)

9日目:ベルリン観光(ベルリン泊)

10日目:ベルリン→フランクフルト フランクフルト国際空港から日本へ

 

ちんたら旅行記を書いていたら旅行に行ってから1か月経ってしまった。薄れる記憶を写真に刺激してもらって続きを書いていく。

 

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ヴァイマール駅構内。アイゼナハよりは大きいが、やはり小さな駅で少し寂しげな雰囲気。

 

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駅構内にはマクドナルドがあった。ドイツのマクドナルドは結局1回も入らなかったなぁ。

10時ごろの普通列車ライプツィヒへ。車内にはドイツの高校生らしき女性たちが、あんまりおいしくなさそうな弁当みたいなものを食べていた。

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11時ごろにライプツィヒ中央駅に到着。ヨーロッパ最大の面積を有する駅というだけあり、中には3階建てのショッピングモールが併設されていた。だが、体感的にはそれほど大きい感じはなく、人でごった返しているということもなかった。フランクフルト中央駅のほうが人通りは多い印象である。

ただ、2日間人口数万人程度の街が続いたので、50万人以上いるライプツィヒで少し安心した気がした。

駅から外に出るとクラシック曲がスピーカーから流れていた。音割れしていたが、ドイツ人は音質を気にしないのか?

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駅前には路面電車の停車場が並んでいる。

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いつものように駅に荷物を置き、マルクト広場へ。まだ人が少ないが、昼頃からにぎやかになった。左に見える建物が旧市庁舎。あまりにもスッと建っているので、これがガイドブックに載っているものだと気づかなかった。

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お馴染みの雰囲気の建築物たち。

ライプツィヒの観光案内所では、日本語で書かれたパンフレットを手に入れることができる。ただ、どこの日本語版のパンフレットもそうなのだが、機械翻訳をしたのか日本語がおかしなものが多い。大意はくみ取れるので問題はない。

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ここでもゲーテゲーテの本読んでないからテンションが上がらない。

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ライプツィヒには数多くの寿司屋があった。ベルリンもそうだが、大きめの都市には寿司屋があるようだった。

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改めて旧市庁舎の写真を撮る。向こうの建物は大きいから写真になかなかおさまらない。

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野外ピアノが置いてあった。あるパフォーマーの移動式ピアノらしく、演奏しながら全世界を移動しているようだった。日本にももしかしたら来ているのだろうか。

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バッハが演奏し作曲していたという聖トーマス教会。バッハの墓もここにある。昼過ぎに内部を拝見したので、あとで記す。

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教会の外にはバッハ像が建っている。

さて、ドイツといえば、で思い浮かぶ、社会主義時代のミュージアムにぜひ行きたいと思っていた。ライプツィヒに無料で見られるミュージアムがあるので見学した。

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入ってすぐはこんな感じ。ドイツ語読めない。勉強しておけばよかった。

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なんやこれ。ボブスレーか。

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無駄な装飾のない機能美。古い城や建物を見ると、華美で力強いものが多いドイツだが、旧社会主義時代のデザインは装飾を排したシンプルなデザインが魅力的である。むしろ今、ドイツのデザインと聞くと、無機質で、シンプルだが美しいようなデザインをイメージする気がする。

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当時のノルマ表か。

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「良いデザインとは何か?」という問いにシールを貼る。つぶやきビッグデータをアナログでやっているようなデザイン。

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後半は子ども向けに当時の漫画やおもちゃが展示されていた。当時のプロパガンダ漫画。

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イライラ棒

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昼食に食べた芋のスープとバゲット。コーヒーと合わせて7ユーロくらいだった。やっぱりドイツはスープ料理がおいしい。

食後、聖トーマス教会へ。

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駅から教会へ向かうとこちら側が反対側に見えるのだが、おそらくこっちが正面の入り口。大きな教会。

中に入るとちょうど昼の礼拝が行われていて、演奏と牧師さんのお話が聴けた。

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演奏後の内部には人が前に行ってバッハの墓を見る観光客が大勢いた。

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祭壇のあるエリアにはロープが張ってあり、それより先には進めなかった。足下にはバッハの墓がある。

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バッハの墓にはいつも花が手向けられているらしい。正面から撮るとこの向きになる。

その後教会のすぐ横にあるバッハ博物館へ。チケットを買うと、iPodのようなものを渡され、日本語の音声ガイドを聴きながら中を見ることができる。クラシック好きの人にはたまらないだろう。

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写真を自分で見ていて驚いたのだが、博物館で撮った写真がこれしかなかった。疲れていたのか興味がなかったのか。

写真はバッハがなんか関係しているっぽいオルガン(記憶が薄れる前に記事にしておけばよかった)。

他にもタッチすると音楽が流れるパイプや、ヘッドホンでバッハの作品を聴ける試聴スペースなどがあった。他にもいろいろ展示があったはずなんだがなぁ・・・。忘れてしまった・・・。

見終わってから何かお土産でも買おうとグッズ売り場へ向かった。ドイツでは挨拶が大事だというが、前に既に客がおり、店員と喋っていたので挨拶せずに入った。私が入ってから客が出て行き、途中まで2人のドイツ人のおばちゃん店員が談笑していたのだが、そのうち会話をしなくなった。おっ、これは、なんだこの東洋人は、と思われているな、と思いながら、挨拶しないで店を出ると、これぞ怪訝な表情という顔をしておばちゃんが私の顔をじっと見ていた。やっぱり、ドイツでは挨拶したほうがいい。

 

その後、ホテルにチェックインしてから、また街を歩く。ゲヴァントハウスであわよくばコンサートを聴けるかもしれない、と思って、その方向へ向かう。

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途中にあった、ビルの壁に描かれた絵。旧社会主義国時代に自由を求める群衆を描いているようだった。

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ライプツィヒ大学。ガラス張りになっており、良いのか悪いのか現代的な建築物である。Wikipediaによると、ニーチェシューマンソシュール、デュルケム、メルケル森鴎外、池田菊苗、朝永振一郎など多彩な分野の人々がゆかりのある大学らしい。地方駅弁大学の私には・・・ひぇ~。

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ゲヴァントハウス。当日券とかあったのかもしれないが、人もまばらだし、中の店員はスーツ着てるし、とても入っていけなかった。コンサートなんて聴けないなと諦めて、夕食を食べに行く。

途中、打楽器を叩きながらチップをもらおうとする若者集団がいた。昼にも広場でダンスをしてチップをもらう集団を見たが、ライプツィヒ大学の人間なんだろうか。いずれにしても、学生らしい明るい雰囲気があって良い街である。

さて、まだ全くドイツ料理には飽きていなかったが、せっかくだから一度くらいドイツの寿司を食べてみたいと思い、回転寿司屋に入ってみた。

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寿司食べ放題で21.9ユーロだった。飲み物は別料金。

寿司皿の上にプラスチックの蓋が乗っており、その上に安定して寿司を置けるようになっている。厨房を覗くと、机に寿司皿を均等に並べ、同じ種類の寿司をひたすら作り、蓋をかぶせてまたその上に寿司皿を並べ・・・という風に大量の寿司を3段分作り、一気にレーンに流すというスタイルで寿司をつくっていた。

合理的だ・・・と思ったが、寿司をつくっている間はほとんど新しい寿司が補充されないため、だんだんレーンの寿司が少なくなってくる。補充されると客が一斉にネタを取るのが面白かった。

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2ユーロほどで注文した緑茶。まずくはないが、出がらしの茶葉で出したような味で、深みがなかった。ドイツ人はビールを飲んでいる人が多かった。

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はまちらしきもの。ネタはまずまずだが、やはりシャリがおいしくない。これはもう水が違うから仕方ないかもしれない。

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鉄火巻きだと思って手に取ったらまさかの赤パプリカだった。

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妙な色をしている巻き物。まずくはないが・・・という感じ。

全体として、握り寿司のネタは悪くなかったが、やはりご飯がいま一つという感じだった。ただ、西洋人向けに味が改変されているとはいえ、日本の寿司と大差なかった。少なくとも100円の回転寿司に慣れていれば、そこまで味が違うという感じもしない。

この後ホテルに戻りこの日は終了。ホテルに戻ると、フロントマンが普通に外で煙草を吸っていた。休憩時間ならば客に喫煙しているところを見られても問題ないような雰囲気がドイツにはあるようだった。

ちなみに、健康意識が高いように見えるドイツで、喫煙者が多くいたのは意外だった。食堂で喫煙している人はいなかったが、街中や灰皿が設置されているところでは喫煙している人が多くいた。吸殻のゴミを道端でみることもあまりなかった。タバコ嫌いな人からすると、このような光景には少し驚くかもしれない。